スプレッドって何?どんな種類がある?

1,ジャムとは違うの?スプレッドって何?
「スプレッドって何?」という声が聞こえてきそうですが、端的に言うと「塗り物」のことです。英語では「塗り広げる」という意味があり、主にパンやクラッカーなどに塗るものスプレッドと言います。パーティメニューとしても定番です。ものによっては見た目がジャムと似ているものもありますが、アメリカの食品薬品局(FDA)の基準では、糖度の数値が65%以上でなおかつフルーツが45%以上を含むものをジャム、そして糖度が66度より下のものをスプレッドと呼んでいます。

2,様々なスプレッド
スプレッドには、バターやカマンベールチーズ、カスタードクリームなど多くの種類があります。生乳からつくられたクロテッドクリームは、塗るだけでなく、シチューなどの煮込み料理にも入れて使うことができるスプレッドです。ドゥルセ・デ・レチェというミルクジャムは、朝食だけでなく、アルゼンチン料理でも用いられます。ブルネットリエットは、豚肉をみじん切りにするか角切りにするかなどしてラードと塩と一緒に煮込んだものです。

料理のようなスプレッドもあります。チーズスプレッドとは、クリームチーズに乾燥バジルや乾燥パセリを入れてニンニクで味付けしたものです。ほうれん草にバター、塩・胡椒で味付けした、ほうれん草バタースプレッドもあります。チョコスプレッドは、チョコとバター、牛乳でできています。他にも、野菜ジューススプレッドや黒蜜きな粉スプレッドもあります。中でも店頭でよく売られ、目にする機会が多いスプレッドはピーナッツバターでしょう。イタリアで生まれたスプレッドのヌテラもよく見かける商品の一つです。

スプレッドは瓶詰めにされているものが多いですが、最近ではチューブタイプもたくさんあります。ガーリックシュリンプやバジル、シュガーバター、明太フランス風、またガーリックなど多様なラインナップを用意するメーカーも登場しています。

3,そっくりなスプレッドにも違いがある
スプレッドの代表格にマーガリンやバター、ファットスプレッドがあります。これらは見た目はそっくりですが、細かい点で違いがはっきりしています。バターは牛乳由来の食品のため、主成分は動物性脂肪です。一方、マーガリンはコーン油や菜種油などが由来の植物性脂肪に、発酵乳やビタミン類等を混ぜた食品です。ファットスプレッドは日本農林規格が規定するマーガリン類に属するスプレッドですが、マーガリンとは油脂含有率に違いがあります。

油脂含油率80%以上のものはマーガリン、油脂含油率80%未満であればファットトスプレッドとされています。また、マーガリンの乳歯脂肪分は40%未満であり、ファットトスプレッドでは40%未満でかつ油脂中50%未満です。マーガリンの水分は17%未満で、ファットトスプレッドは記載がありません。マーガリンの油脂含有率と水分の合計量には規定がありませんが、ファットトスプレッドでは、85パーセント以上と言われています。

4,是非、パンの楽しみ方の再検討を
「スプレッドって何?」という疑問の答えは見つかりましたか?スプレッドと言っても、一概にこんなものと言えないほど、豊富な種類があること、食べ方があることが分かったのではないでしょうか。現在、スーパーなどにたくさん並んでいるので、どんなものが自分に合うのかお試しください。