変わらぬ気持ちと進化する製品作り、コジマジャムについて
大正11年、コジマジャムは愛知県知多郡名和村で創業しました。「雄大な自然の恵みと、悠久の歴史の英和を融合させて、深い感動の食を創造します」を企業理念に、食品の製造に取り組んでいます。安全で美味しく、新しい食品を創り出すことを目指して、日々試行錯誤しながら励んでいます。
創業時は、トマトや玉ねぎの野菜栽培をしていました。そんな中で、無駄になる不良果をなんとか利用できないかと取り組み、トマトピューレの製造を始めました。その後はウスターソースやケチャップなどを製造し、パン食の普及に伴って、ジャムの製造を始めます。不良果も無駄にしない、まさにSDGsを創業当初から実現してきたと言えるでしょう。
また、北海道の和寒(わっさむ)には、ジャム専用の工房があります。職人さんが新しいジャムを作り出すのに適した設備のある工房で、将来のヒット商品になるかもしれないジャムを開発しています。この工房は少量の製造に適していて、日々新製品のジャムを生み出しています。
どの製品にもこだわるコジマジャムについて知ってもらうことで、丁寧に創り上げられた食品に対する作り手の思いが、伝わることを願っています。
コジマジャムが作るジャムのこだわり
コジマジャムは年間で300種類以上のジャムを作っています。とにかく素材の味を追求して作ったジャムや、価格に重点を置いて作ったもの、また使いやすさに重点をおいて作ったものなどもあります。
無添加ジャムシリーズは素材の味を重視して、果実と砂糖だけで作られています。そのため、原料の果実によって、ジャムの固さが微妙に変わっています。原料の品質がストレートにジャムにあらわれるので、原材料選びには特に気を使い、注意を払っています。
そして、ジャムをヒントに、各地の特産品を使いやすくできないか考えた結果、ジャムのように使うことのできる「スプレッド」を開発しました。うま味やコクも加わり、ジャムのような使いやすさとともに、ジャムとは違った新しい使い方の提案もしています。
コジマジャムについて分かりやすい商品と言うと、給食で馴染みのある袋ジャムです。小袋入りのジャムは使い勝手を重視していますが、作るのに非常に手間がかかっています。
どの商品をとっても分かるように、使用する食品や使用方法、使用する場所などに応じて、ジャムの多様性をとことん楽しめるように工夫しています。安全で美味しく楽しく食べることのできる食品なので、贈り物にも最適です。贈り物に利用する際には、化粧箱や竹籠を使ったものなど、素敵なラッピングと一緒にお届けいたします。
また、他社ブランドで製造するOEMオリジナルジャム製造の募集もしています。自社のオリジナルジャムを作りたくても設備がない、イベント用のジャムや地元の食品を使ったジャムを作りたい、コジマジャムの創業時と同じように野菜や果物の不良果を利用したいなどの要望に応え、新しい製品やオリジナルジャムの製造に、一緒に取り組みたいと考えています。
コジマジャムは創意工夫を楽しみ、時代のニーズにあった製品を創り続けています。